在園保護者の声

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園での生活

人見知りで恥ずかしがり屋のうちの子です。やっていけるかなあ?と、新しい生活のスタートを少し心配していました。でも、保育者のみなさんが本当に丁寧に子どもに関わってくださるので、子どもも新学期から安心して通っていたように思い出します。そして、「いつもなないろさんに行きたい!お家は嫌だ!」とよく言います。それだけ、楽しい幼稚園生活を送っているようです。園で習ってきた手遊びに持ち帰る手仕事の作品。どれも、心の奥底の大切なものを思い出します。(年少児・母)

毎日リュックにかっぱを入れて行きます。季節を感じながら歩ける遊歩道を先生と友だちと一緒に歩きます。雨が降ったらかっぱを着て、長靴を履いて歩きます。雨の日に公園の広場で色とりどりのかっぱ姿でちょろちょろ遊ぶ小人のような人たち。配慮しつつも、雨を日常として経験させていただける環境がとても気に入っています。(年少児・母)

ちょうど良いお友達の人数、信頼できる先生のもとで、毎日じっくりと園での生活を送らせていただき、人との関わりの中に喜びを見い出しながら大切な基礎が培われているように感じております。また、毎日の園舎への登園や、月一回の山登り、季節の行事などを通して、自然とのつながりも大事にされているように思います。これから子どもが健全に成長してゆくために大切なことだと思います。(年中児・父)

♪あんな小さなつぼみの中に お花たたんで入れてあるの 

 お花たたむの誰がたたむの 春のおしたく誰がするの♪

子どもたちが園でうたう、私の大好きな歌です。当たり前だけど不思議なこと、そして尊いこと。子どもたちはうたを歌いながら、全身で感じているのだと思います。(年中児・母)

入園した頃は、好奇心旺盛で1秒もじっとしていられなかったのに、園での同じリズム、繰り返しの中で、どっしりと構えつつチャレンジ精神と自立心溢れる年長さんへと成長しました。大切な時期に親子共々信頼できる先生に出会えたことに感謝しております。(年長児・母)

毎日のおはなしの時間は、保育者が素話で語りきかせてくれます。絵本や人形劇とは違い、登場人物は全て子どもたちオリジナルで想像力を最大限に働かせて聴いています。十人が十通りのオニババや気立ての良い娘を想像しているのです。大人も聴き入ってしまう先生の語りは素晴らしく、とても豊かな日常を過ごしているのだと感動します。(年長児・母)

遊びについて

園舎での自由遊びの時間も、公園で遊ぶ時間も存分に楽しんでいるようです。自由時間ではお友だちと遊ぶこと以外にも、先生の手仕事や給食作りのお手伝いを通して「生きる力」が育まれているような気がします。(年少児・母)

園のおもちゃは全てが親と先生の手作りです。自然素材に大人が手を加え、編んだり切ったり染めたりしたものです。そのもの自体は大人が見ても、ただの棒だったり、ただの布だったりします。そこに子どもの豊かな想像力が加わると、その木片は電車になり、布は海になり、紐は冠になるのです。毎日の遊びが想像に溢れ、それは創造へと繋がってゆく。この時期の子どもたちを包む環境として、これ以上楽しい遊び場はないと思っています。(年長児・母)

毎日、先生が素話をしてくださる。絵本とは違い、お話を聴く力や想像力がすごく育っている感覚を感じていて、とても良いと思っている。遊びも、とても豊かで、シンプルな紐や布を使って、色々工夫しながら毎日楽しそうに遊んでいる。(年長児・母)

給食

園での給食はただ食べ物でお腹を満たすものではありません。食べ物に感謝して残さずいただくことを通して、食べるということを大切にする気持ちを育んでもらえています。小さな子どもにとってこの毎日の繰り返しはとても大きな力となります。(年少児・母)

園をお休みした日も、「給食食べたい」と泣くくらいに給食が大好きです。「小さなお腹によくそれだけ入るね!」と言われるくらい、たくさん食べて帰ってきます。不思議なことに、家で食べられなかった食材も給食では食べられることも。給食を作る先生の様子もよく観察していて、「先生はこう切ってたで!」と包丁で切る様子も再現してくれます。子どもが食べることが楽しいと思えるようになってよかったなと感謝しています。(年少児・母)

今日はご飯をつくる時間がない…。身体が辛くて台所に立てない…。そんな時でも心配ご無用!子どもたちは、園でごはんといろいろたっぷりお野菜の、それはそれは美味しい給食をお腹いっぱい食べて帰ってきます。だから、家ではシンプルごはんでOK!そして、頑張らなくてもよい分、子どもと笑顔で過ごせます。(年中児・母)

時計をまだ読まない子どもたちは、台所から聞こえてくる音や漂ってくる匂いでお昼時を知ります。そんな感覚時間が育つのは、小さな園舎だからこそ。信頼できる農家さんから届いたお野菜を信頼できる大人に作ってもらうお昼ごはん。身体の栄養も心の栄養もモリモリ食べて元気に育っています。(年長児・母)

安心できる無農薬のお野菜は味も濃く、おいしくて、初めて食べるもの、あまり好きではないものも食べられるようになりました。(年長児・母)

野菜嫌いだった息子が、美味しい野菜をつかって園で作られた給食を食べて、竹の子や万願寺とうがらし、モロヘイヤなどが好きになりました。お家でも「作って~」とせがまれるようになり、ありがたい限りです。(年長児・母)

安心できる食材で、先生が園で作って下さる給食。お米と季節のお野菜を使い、素材を生かしたとてもシンプルな味付け。食べることが大好きな我が子は毎日おかわりしているのだそう。とっても美味しいんですって!「給食でこんなのが出たよ~」と一緒に台所に立ちお料理をすることも。お米やお野菜を作って下さっている岡田農園さんに泥田遊びや芋掘りに行くことも、毎年とても楽しませてもらっています。(年長児・母)

行事

お芋掘り遠足について。給食のお米やお野菜を育ててくださっている岡田農園さんでお芋掘りがありました。さつまいもを一週間寝かせたあと、焼き芋にしてみると…ギュッと甘みが凝縮されて、これまでの人生で一番美味しい焼き芋でした。子どもたちはこんなに美味しい食材で毎日給食を作ってもらっていると思うと、本当に有り難いです。(年少児・母)

おもちつきについて。いつもは閉まっている園の北側の扉がこの日だけは全開になり、園児の家族も勢揃いしておもちつきを楽しみます。早朝から蒸しておいた餅米を石臼に移して、いざおもちつき。「よいしょ」の掛け声とともにみんなでついたお餅はふわふわでほかほかで笑顔が絶えない半日になります。年少年中年長ごとにお餅をついていくさまは、少しずつ成長が感じられる瞬間でもあります。(年長児・母)

卒園のお祝いについて。卒園式は、園を支えてくださっている方々や全学年の子どもたちと保護者など、園にかかわる全ての人が出席して、お祝いします。お友達の成長が我が子のように嬉しい。子どもたち一人ひとりの成長をみんなで見守っている感があります。(年中児・母)

通園

川沿いの遊歩道を歩いて15分。大きな荷物を背負った子どもにはちょこっとしんどい道のりかな?と入園した頃には思っていましたが、この道でいろんな季節の草花に出逢い、お日さまや風を感じながら歩くのが、今では私も息子も大好きになりました。(年少児・母)

川沿いを歩いて登園しています。毎日違う表情を見せる自然の中を歩くことは、息子にとって新しい発見に溢れています。木の実を拾ったり、お花を眺めたり、虫の声や、鳥のさえずりを聞いたり… 五感を使いながら全身で味わっています。朝のこの穏やかな時間が、この先もずっと宝物ように胸にしまっておきたいと思えるほど、私にとってかけがえのない時間です。(年少児・母)

朝の集合場所から1キロほどの場所に住んでいます。入園当初は自転車で送迎していましたが、2学期から徒歩で通うようになりました。自転車よりも時間はかかりますが、その日の気候を肌で感じたり、草花を摘む楽しさがあったり、有意義な時間になっています。(年少児・母)

「子育てで一番大切なのは、自分の足で歩かせること」ある先輩お母さんの一言を大事にしています。毎朝、大人の足で20分、子どもなら倍ぐらいかかる道のりを、歩いて通園。年少の頃は、半分ほど抱っこで、私にとっては筋トレの日々でしたが、年中の今では、てくてくしっかり歩きます。道中で、カメに会ったり、桑の実を見つけたり、お花を摘んだり。れんげ畑、穂に実る田んぼ、夏の日差しや冬の寒さも、肌と心でしっかり味わう。毎日が我が子の心の中に積み重なっている…。そう実感する日々です。(年中児・母)

仕事が休みの日や遅い出勤の日は、母親の代わりに幼稚園に送ることがあります。一緒に歩いて通る田んぼ道。草木や花を採ったり、鳥や小動物を追いかけたり。自然と触れあう日常が子どもの学びになり、また、遊びになっています。陽の光をたくさん浴びて、稲穂の成長と共に、子どもの成長を日々感じております。(年中児・父)

我が家は少し遠方に住んでおり、片道45分の道のりでしたが、道すがらに出会う人や自然に助けられながらの通園でした。毎日、同じ道を歩くことで出会う地域の方々と自然と交流が生まれ、育まれる。そのきっかけをつくってくれるのは、やはり子どもです。「いってらっしゃい」「お帰り」が家族以外の人々から言ってもらえる。そんな素敵な通園生活でした。(年長児・母)

保護者のかかわり

なないろの木こどもえんは、NPO法人ということで、保護者が園の運営に関わっていますが、入園前にそれがどういうことなのか、自分にやれることなのか、不安がありました。今ではこの小さな共同体でしか経験することのできない、あたたかな手作りの運営に居心地の良さを感じ、親同士のつながりも強く、充実した日々を送っています。そんな親の姿を見て、子ども達も園をとても大切に想っています。(年中児・母)

先生と話せる機会も多く、保護者がみんなで園のことを考えていくので、とても深く関われる。チームというか、みんなでひとつの大きな家族のような感覚になる。他の園児のこともよく知ることができ、良かった。(年長児・母)

子どもが家庭から離れて初めて触れる社会がなないろの木こどもえんです。我が子が初めて経験する空間をどのようにしたいか、それを保護者として大いに関われる園になります。保育だけでなく、NPO法人としての運営や会計、予算など一般的な保育施設では体験できない実務がここには存在します。とはいえ、先輩保護者など様々な方の支えが整っていますので、疑問や質問はすぐに解消し、卒園する頃には園の運営の色々は少しは理解することができます。(年長児・母)

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